頑張る女性へ～ストップ・ザ・オトコ化～

人や物には、それぞれの役割があるという

言葉を聞かれたことはありますか？

そして、一番良いことは、

それぞれの役割を全うすることが、

人も物も、喜ぶという考えです。

例えば、大昔、男性なら狩りをして食料を調達する、

女性は料理と子育てを担当する。

男性は女性を守る、女性は男性に守られるなど。

エアフィールには、キャリアと常識と優しさを持ちつつ、

「男前」の女性がたくさんお越しくださいます。

皆さん、素敵な方ばかり。

が、彼氏がいない人が多かったりもします。

かといって、悩みが「彼氏がいない」で、

お越しのわけではありません。

私は会社員をしながら、セラピーの勉強をしていたとき、

今は超有名な、ある方のセミナーを受けました。

そこで、セミナーの内容について質問をしたときのことです。

先生は、私の質問そっちのけで、

熱い語りでこんな風に言いました。

「その前に言わせてください。

どうして、あなたはそんなに女性性を隠すんですか？

本当のあなたはすごく女性らしいのに、

もったいなすぎます！！」

私は、意味がわかりませんでした。

なんのこと？

スカート履いているやん。

アクセサリー、人一倍つけてるやん。

髪の毛長いやん。。。

そんなことより、質問の答えは？

私は、意味不明な言葉に若干のイライラを感じました。

でも・・・帰りの車の中で振り返ると、

思い当る節がでてきました。

普段の私は、男性になろうとしていました。

男性と同じ仕事をする上で、

女性であることはかなりのマイナスで、

女性であることを感じられることは、

「負け」だと思っていたのです。

仕事をしながらも、

こんなバカな男より私の方がデキルのにとか、

男ってだけで私より出世して、なんて思うだけでなく、

認められるためには男性より頑張る、

アシスタントがいじめられたら仕返しに行く、

などしている間に・・・

「戦う」「守る」という精神をたくさん持って働いていました。

これ、完全に男です。

そう言えば、男性社員からも、

お前は女の皮をかぶったおっさんと言われていましたが、

だから生きていけるんだと、

当たり前にしか思いませんでした。

気がつけば、甘えない、頼らない、受け入れないの三拍子。

確かに・・・女性性ゼロ、かもしれません。。。

仕事で、家庭で、頑張るあなた！

思い当る節はありませんか？？

強くがんばれることはいいことですが、

せっかく女性に生まれたので、

女性の特性、味わってみませんか？

そこで、今日は女性性体験ワークです。

まず、頑張るあなた。

今日から何かひとつでも結構です。

頑張ればできること、自分でやらないで、

人に甘えてみてください。

いつも、それは私がやらねば！と思っていること、

ちょっとだけでも、人に任せてみてください。

大丈夫って思うこと、大丈夫じゃないって言ってみてください。

絶対ダメ！と思うこと、ちょっとゆるめてみてください。

別に、わざわざこんなことしなくても、

別に、ひとりでやって困ってないし、

なんて思う人こそ、やってみて欲しいです。

きっと、この小さな体験を通して、

新しい気づきが得られると思います。

できれば、次回のコラムまでにやってみてくださいね！

では、また月曜日の夜に・・・