何を大切にするか？で行動が変わる

先日、初めてのお寿司屋さんに行きました。

これは友人が撮った写真です。

こちらは、高級感あふれるお寿司屋さん。

写真を撮って良いものか、ナンバー２であろう方に聞きました。

すると、どうぞとご快諾。

あ、意外っと思いつつ、

カシャっと最初の写真を撮りました。

が、その瞬間、殺気を感じて顔をあげると

店主が鬼のような形相でこちらを見ます。

あまりの怖さに、まさか写真のせいではないだろうと

気のせいと思うことにしましたが・・・

2枚目を撮った瞬間。

やはり、店主の怒りの対象は私だと気づき、

そそくさと携帯をバッグにしまいました。

これ以上、睨まれないように。

でも、友人は、写真を撮り続けていました。

写真を撮るは、つもる話の主は友人だわで、

握られたお寿司がたまっていきます。

また、その様子も、店主にはお気に召さないようで、

ホントにホントに大げさでなく、

今にも怒鳴りそうな顔で友人をにらみます。

目で恫喝するとは、あのことです。

私は、これ以上恨まれないように、

友人に言いました。

「凄い顔で睨んでいる、写真はやめて、早く食べた方が良いよ！」

でも、友人は、ぜんぜん平気。

「だって、写真ＯＫって言ったし、積もる話もあるし。」

彼女の薄い反応に驚きました。

しかも、その後も、

「大将に隠れて撮れば良いんだ♪」とまるで盗み撮り・・・

残念ながら、そんなの音でバレバレです。

で、彼女は最後までお寿司を撮影し続けて、

後から私に写真をたくさん送ってくれました。

このことで、私は考えました。

人は、何を大切にするかで、行動が変わると。

私も、確かに、写真練習中だし、

変わったお寿司も出たので、

写真を撮りたい気持ちはありました。

お店に確認して、撮影許可をもらったし、

あんなに睨むくらいなら、

撮影ＮＧと言えば良いのにと、

良い気はしませんでした。

でも、友人は、あんなに睨まれても、

デザートまで写真を撮り、ご満悦。

まさに、目的達成です。

私は、お店の人に気を使い、

写真も断念し（断念ってほど大げさじゃないけど）

食べた気もせず、

「ちょっとその言い方何？」と

言いたくなる気持ちを抑えて

ヘコヘコしていました。

同じ環境にいても、

行動が違う私たちは、

目的を果たす人と果たさない人と、

結果がわかれることになりました。

でも、店を出れば、睨まれることもないし、

結果を手にした人の方が、良かったのかもしれません。

こんな風に、お店に怒られないように行動を制限する私と、

お店の人に怒られてもしたいことをする友人。

きっと、大事にするものが違うからの分かれ道。

この話は、つまらない話ですが、

言いたいのは、

何を大事にするかで、行動が変わり、

行動が変わると、人生が変わるということです。

1秒遅れても、電車には乗れません。

その電車1本の遅れが、

人生を変えるかもしれません。

このことから、今日のワークは、

「あなたの人生で一番何が大切か」を考えること。

一番大切なものがわかれば、

現在の小さな行動から大きな決断まで、

変わってくるかもしれません。

もっと言えば、人生で大切なことに向かって

日々歩くことができるかもしれないのです。

人生であなたが一番大切にしているものは何か？

ぜひ、考えながら、師走を走り抜けてくださいませ。

では、また月曜日の夜に・・・