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熱い想いはだれのため?

俳句会で、自分が「これは力作だ!」と思う句に限

って、先生からは、こんなお言葉を頂きます。

「この句は、あなたの独りよがりで、他の人は共感できませんねぇ」

似たような話で、良かれと思っておススメ頂くことが、

こちらには、「もう結構でございます」と思う話はないでしょうか?

お悩みの中にも、こんなお声を聞くことがあります。

・いらないのに強く勧められて断りきれない。

・会えば、その話ばかり。

・良いと言われてもできない、買えない。

・これ以外はダメみたいに言われて落ち込む。

私の仕事も、何かを提案して発信する仕事なので、

こんな風に不快な思いをさせないよう、

よほどのことがない限り、

個別におススメすることはしないようにしています。

どんな素晴らしいものをもっていても、

相手にとって必要かは、人によって、

好みやタイミング、都合があると思いますから。

そこで、何かを人におススメする人に考えて欲しいのです。

相手の反応が見えてるのかを。

あなたのその、相手に良くなって欲しい、助けてあげたい、

教えてあげたい、などの熱い思い、

相手はどんな顔をして聞いていますか?

喜んでいますか?

求めていますか?

興味がありそうですか?

あなたの熱い想いを伝えることにエネルギーが行き過ぎて、

相手の反応を見ることを怠っていませんか?

有益な情報も、聞き手が耳をふさいでいる時に話していては、

聞かれていないだけでなく、

雑音でしかないかもしれません。

どんな高価な宝石をあげると言っても、

興味のない人には嬉しくない話です。

宝石の価値を知らないからだと思って熱く語っても、

そんな話を聞く時間があれば寝ていたいと、

思う人もいるのです。

あなたのその、熱い想いは、

そもそもどこから来ているのか?

そうすることでなにをあなたは得ているのか?

ちょっと、考えてみませんか?

今日はこれといったワークはご提案しませんが、

何かを発信する方は、以下も考えてみてください。

相手がどんな顔をして聞いているか?

相手の声のトーンは興味がありそうか?

相手の受け取り温度はどの程度か?

あなたの素晴らしいアイデアや道具、商品が、

誰かにこころの底から求められ、

より、誰かのお役に立つために。

では、また月曜日の夜に・・・


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