勝利は「脳力」で手に入れる
都知事選、終わりましたね。女性初の都知事誕生です。
私はある場面を見て、すぐにあの方が勝つとわかりました。わかった理由は、私が政治に精通しているからではありません、脳の仕組みを知っているからです。
まず、彼女の呼びかけた、「緑色のモノをもって来てください」
これが大きなポイントです。
今までに、演説を聞きに行くのに、何かもって来てと行った人って、そうそういないと思います。でも、あのお方は、クリーンをイメージする「緑のモノ」をもって来てと呼びかけ続けていました。
緑色な理由は他にもありますが、大きかったのは、みんなが緑のモノを持って集まり、それを掲げたり、振ったり(同じものを持って、同じ動作をする)したことです。これで、脳に、「一体感」や「共感」を産むスイッチが入り、一瞬にして、その場を同志の集まりに変えたのです。
こうなればしめたもの。あとはこちらの思うところに誘導するのみです。
この場面を見たとき、さすがと感心いたしました。
その次に、あの方の話し方です。
人は、話の内容より、話し方に重きを置きます。
言っている内容が大したことがなくても、好感の持てる話し方をすれば、人の脳は良いことを言っているように錯覚します。
残念かもしれませんが、良い内容を話すより、良い話し方をする方が勝てるのです。
実際、演説の中身は、そんな意味のある話はされていないと思います。でも、あの話し方で、好感を持つ人は多いと思います。ここも、脳の仕組みフル活用です。
そして、今日、勝利インタビューを聞いていて、またあの方が、脳テクを使っていることがわかりました。彼女のこんな発言です。
「戦いの当初から、いつもグリコのポーズのように、勝利する姿を思い続けていました。ただ、そのグリコのポーズだけをひたすら思い続けておりました」
これです、これ!
まさに、ゴール(目的を達成した瞬間)をイメージし続ける。
望むゴールをイメージする。達成した瞬間の自分をイメージする。
これが、本当に願望達成の基本です。
ちなみに、ワイン呼称試験の二次試験が近いので、私がワインエキスパートの試験にチャレンジした際のイメージ力活用例を書いてみます。※今年ワイン呼称試験を受ける皆さん!これ応用してください。効果ありますよ!
~私の合格するためのイメージ体験記~
①1杯目をテイスティングしたとき、「お、カンタンだな」と思って、心の中で小さくガッツポーズする自分。
②全問に解答したあと、時計を見て、「あら、まだ結構時間が余っているぞ」と思ってニンマリする自分。
③「解答用紙を回収します」という声がかかったとき、「は~1年間頑張ったな~、終わった、終わった」と安堵して天井を見て一息吐く自分。
④試験会場を出て、阪急百貨店に直行し、フルーツてんこ盛りのデザートを買って帰って、自宅では開口一番、「カンタンだった~」という自分。
主に、最後の一週間は、この4場面をイメージして試験に臨みました。
話は選挙に戻って、こんな感じで、自分の未来を設定し、みんなの気持ちをつかむ戦法を使うと、勝利することができるのです。
あの方が特別なのではなく、脳の仕組みを使っている人が出せる結果です。
ぜひ、望む未来がある方は、例のような感じでお試しになってみてください。力づくでガンバルより効果ありますよ♪
ちなみに、都知事になられたあのお方と、20年ほど前に握手をしたことがある私ですが、そのころから、お美しいですが、お化粧の程はかなり濃かったです^^でも、あの方の強さは好きなのですよ。
では、また月曜日の夜に・・・